ベニヤに刃物を埋め込んだ通常の刃型と、エッチング刃、およびNC加工機で 刃を削りだす彫刻刃などがあり、加工対象物の厚みや材質および型抜き寸法精度などにより使い分けます。

刃型は、刃型メーカーが製作しています。機械導入時の試作については当社も相談に乗れますが、基本的には 刃型メーカーにお問い合わせください。

刃型の種類および加工対象物の材質により耐久性は様々です。また、加工断面の要求品質によっても左右されますので、一概に回答することは困難となります。詳細はお問い合わせください。

材質や厚みなどにより一概に断定できませんが、一般的には刃型の総刃長1ｍにつき5トン以上は必要です。

基本的には、機械駆動部と高さ調整部の潤滑油を切らさないこと、および必要な箇所への年１回のグリス注入をお勧めします。 また、制御装置付きの機械は、２年毎の電池交換が必要です。

制御装置付きの機械は、原点などのデータ保持の電池を２年毎に交換する必要があります。当社にご依頼いただければ、 電池と交換方法の説明書を送付いたします。また、交換作業をご依頼いただいても構いません。

定期点検の契約を結んでいただくことが出来ます。また、必要な時点でのスポット点検も可能です。

印刷物の位置決め型抜きや、２回以上加工する複合加工に使用されています。

材料の大きさや印刷マークの精度に依存しますが、最小±５０μmからの位置決め型抜きが可能です。 詳しくは、対象加工材料や製品の情報を基にお問い合わせください。

基本的には、φ２mmくらいのコントラストがあり形状が安定した丸マークが最適ですが、印刷の一部や前加工の刃痕でも可能です。 人の目で見えるマークなら、照明などの工夫で判別が可能な場合が多いですのでご相談ください。

当社の小型ロール材位置決め型抜機では、毎回の位置決めをしての型抜き速度で、最高200ショット/分が可能です。 材料の形状や大きさ・カメラの設置方法などにより異なりますので、詳細はご相談ください。

標準の機械は、通常は約３ヶ月の納期を頂いております。特注機については、ご発注および仕様決定から４～５ヶ月ほど頂いております。

当社が2001年4月に開発したサーボ駆動の型抜機には、下死点減速機能を搭載することができますので、 ご要望の機械動作が可能です。

基本的に、ある程度の力が必要でハーフカットも含む型抜きにはクランク方式、大面積や厚物の全抜き加工には油圧式、 クリーンルームでの使用や下死点減速加工にはサーボ式が適しています。